約30年前、プラントイ®の製造元であるプランクリエーションが設立されました。
多くの楽しみと、いくつかの困難など、やりがいのある時間を何年も過ごしてまいりました。
そして昨年、私たちは大きな成功を収めることができました。
しかし世界的な経済状況の悪化により、
この年は私たちすべての人々にとって、チャレンジの年となるでしょう。
今年の1月と2月に、プラントイ®は香港トイ＆ゲームフェア、
ドイツで行われたニュルンベルク国際玩具見本市、
そしてニューヨークで行われたアメリカ国際玩具見本市に、出展しました。
私は、玩具分野の友人や、代理店、小売店そして世界中のビジネスパートナーの方々と、
現在の経済状況やそれが玩具分野に与える影響などについて話し合ったり、
情報交換をすることができました。
ほとんどの方々は、プラントイ®のような玩具は、幼児の発育にとって必要不可欠で、
他の商品に比べて影響が少ないのではと信じています。
現在の経済危機により、親はより物を良く見て選ぶようになってきましたが、
子どもたちを発達させられる質の高い知育玩具にお金を費やしたいと思っていると感じています。 プラントイ®の高品質、安全性、それぞれの子ども発達に応じたデザインは、
皆さんにとってのベストチョイスとなるものだと信じています。
この不安定な経済状況にもかかわらず、
プラントイ®が出展した上記の３つのトイフェアでは、とてもいい感触を得ています。
何年もの中で、私たちはさまざまな活動、プロモーション、キャンペーンを行ってきました。
皆さんのご協力を頂いて、今年もまた成功し素晴らしい年になると、私は確信しています。
この場をかりて、トイフェアでプラントイブースに訪れて頂いたお客様に、深く御礼申し上げます。
皆様の繁栄と成功を心よりお祈りいたします。

プラントイジャパン（株）の使命、そしてこれから

2003年12月に、プラントイジャパン（株）が、
静岡に、タイと日本の合弁会社として誕生してから早くも10年の歳月が流れました。
プラントイジャパン（株）はタイの木製玩具メーカー、プラントイ社の総代理店として、
その製品を日本市場に拡販する為に設立されましたが、
この10年の歩みは、それぞれの関連する人々の間に文化的交流、
人の拡がりなど目に見えない価値も同時に生み出して来たと自負しています。
プラントイ社の歩みは子どもにとって楽しく、安全で、心身の発達を促す玩具であることを願いながら
環境への配慮を忘れずいつもオリジナルな遊びを追求して来ました。
タイで最初にゴムの木の廃材を玩具にしたプラントイ社は
2013年に今度は人が見向きもしなかった木の株を掘りおこし、
木粉として固めた新しい素材、プランウッド®の玩具を全世界市場に投入しました。
また同時にタイ南部トラン（Trang）に、5000kw/時のバイオマス発電所もオープンさせました。
このパワープラントも森林資源の有効活用を願う我が国の関係者にも大きな関心を呼んでいます。
プラントイジャパン（株）は今後もプラントイ製品の拡販に今以上に専念していきます。
日本の消費者と共に新しい玩具のあり様を一緒になって開発していきます。
その一途な専心が必ず次の文化を生み出していくであろうことを信じています。

プラントイジャパン（株）は、2011年秋から森づくり活動をスタートさせました。静岡県の「しずおか未来の森サポーター」の一員として静岡県及び静岡市と協定を結び締結から5年間にわたって、静岡市の森林約4.11haを「プラントイ®の森」として整備していきます。未来の子どもたちのために豊かな森を引き継ぐための活動です。プラントイジャパン（株）は、森づくり活動を通して環境保護や地域社会への貢献を目指します。