2018/1/14
2018年明けましておめでとうございます。
昨年は、大政奉還後、150年の年、今年は明治維新150年となります。
呼応するかのように、昨年ごろから、明治維新について、様々な本が出版されました。
何冊かを読みましたが、その視点が気になりました。今、自分が生きている時代をもとに、語ることは、決して間違っていないと思いますが、時々その位置を、ずらして、正否を判断するのは、どうでしょうか?または、正否の判断をすべて保留にするのもどうなのか?という気がします。
錦江湾に浮かぶ桜島の姿が、本当に、美しいと、年々、思えるようになりました。市内、城山にあるホテルのお風呂から見る櫻島もいいですね。でも、島津、西郷どん、いつでも、萬歳という立場でもありません。
西郷どんと、僧、月照を救わんとし、結果として、叶わなかった、壮士、平野國臣の有名な詩も、いいですね。彼は結局、獄死しました。
翻って私の住む駿府は、幕末を一気に駆け抜け、すり抜けた、慶喜さんの晩年の、お膝元ですが、慶喜さんの思いと徳川の夢は、潰えるどころか、良くも悪くも、今日まで立派につながっていると思います。明治はそう古くない過去です。今年、私の、祖先の一人, 辰蔵じいちゃんは、149年前の8月22日に亡くなりました。
元旦は、家康公の眠る久能山東照宮に、一人でバイクを走らせ、1159段の石段を駆け上り、お参りしてきました。遺言により、真西に面してその墓所は今もしっかりと西を見守っています。今年はなんと、その階段で、同じテニスクラブの仲間に偶然出会いました。彼は、人工関節になりながらも全国のアマのシニアの大会に出続けている人です。元気をもらいました。私もまだ100を切れない頃から、静岡県のシニアのゴルフの大会は参加し続けています。静岡県ゴルフ連盟のサイトに公式記録が残っています。
今年もビジネスも趣味も全力で走り続けます。と思いきや、年明け早々、インフルBに感染して、今頃ようやく年初めとなりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
前畑謙次